沖縄本島から南西の方角に約４００ｋｍ離れた場所に位置する西表島を含む八重山諸島の中心に位置する人口が僅か約５万人の小さな島が我々の拠点がある「石垣島」です。
ダイビングのプロ資格を取得するには専門学校に通ったり、ダイビングショップを利用したり、海外へ留学したりと様々な手段がありますが、どの手段もプロ資格の取得までにはかなりの高額な金額を必要としてしまいます。

我々は海の仕事に興味を持つ人材を積極的に受け入れ、この素晴らしい海を伝えてくれる海のプロフェッショナルを育成し、初期費用無しでダイビングのプロ資格までの取得して貰い、この素晴らしい海の案内人を増やして行くプロジェクトの事を「OCEANS・研修生制度」と言います。

現在、世界中の様々な地域に於いて、貴重な自然環境が減少傾向にある事は周知の事実であり、今後も自然環境に対しての関心が益々高まっていくものと推測され、我々が拠点を置く「石垣島」でも、その関心は日々高まって来ております。
「石垣島」周辺の海域には、世界有数の「サンゴ礁」が広がっておりますが、地球規模で見ると海底を覆う「サンゴ礁」は、全体の１％にも満たない面積ですが、全海洋生物の２５％の生命を支えています。

環境問題を真剣に考えて行く上で、海の自然環境の破壊や減少は、海に関わる人達だけではなく、全ての人間達にとっても、大きなマイナスの影響を及ぼす事は容易に想像出来ると思います。
「石垣島」の海やそこに生きる生き物たちがどんなに貴重で大切なものなのかを、ダイビングやシュノーケル、水中写真等を通して、少しでも多くの方に知って貰い、感じて貰う事は、この海の未来の事を考える良いきっかけになるハズです。

「OCEANS・研修生制度」は、この素晴らしい海をただ楽しいだけではなく、初期費用はゼロで海を安全に案内出来る信頼出来るガイドの育成と、この海を大切に想ってくれる人を一人でも多く増やす事を目指して活動しております。